出生図・三重円が読めるようになったらハーフサムを学ぶべき4つの理由

Aug 03, 2023

先日ご紹介したプラスの構築型セッション。自分でもサービスとして提供していきたいと考える受講生が多く、うれしい限りです。



プラスの構築型セッションは、占い師とクライアントが協力しながら、クライアント自身の本音を見つけていくステップと、描いた未来に向かって、クライアントの持っているものにあったルートをデザインしていくステップに分かれます。
その過程でクライアントは自分の本音に気づいたり、自分への理解を深めたりします。そこに、未来へのワクワク感、これから何をすればよいのかわかっているという安心感も加わり、可能性が開けていくような高揚感と、地に足がつきエネルギーが満ちるような充実感、どちらもバランスよく感じることができます。

地面をしっかり捉えて立っているという感覚と、天に向かってどこまでも伸びることのできるような感覚の両方を得ることができるプラスの構築型セッションで、クライアントさんに生きることの楽しさや喜びをお届けできる占い師さんが増えていったら...
指導者として、これ以上うれしいことはありません。

 

 

ただし!このプラスの構築型セッション、どのようなクライアントにも一定以上の情報量をお伝えできるレベルで提供できるようになるには、出生図・三重円の読み解きだけでは足りないという難点があります。どんな星回りにある方にも、一定のクォリティを保ちながらセッションを提供するには、「ハーフサムによる時期予測」と「小惑星を加えての出生図・三重円の読み解き」これが必要不可欠になってきます。

 

私のスクールでは、出生図と三重円のマスターに大体1年かけることを想定してカリキュラムを設定しています。(カリキュラムは西洋占星術ベーシックコースをご参照ください。)
ここにハーフサムと小惑星のレッスンを加えて、セッションとして完成させていくためのケーススタディや模擬セッションのトレーニングを行うと考えると、そこから半年。つまり、プラスの構築型セッションは、スクール入学後1年半で、有料提供を開始できると考えるとよいでしょう。(2年目以降はプロフェッショナル育成コースへ進学し、主にマンツーマンレッスンで力をつけていくという想定です。)

この1年半の間に、スクール外での活動として、鑑定経験を30〜50件程度(無料でOK)、認知を広げる活動(SNSでもリアルでもOK)も同時並行して進めていくことができていれば理想的ですね。逆に、そこまでできている方は、すぐにでもプラスの構築型セッションをご自身のメニューに加えてみてはいかがかなと思います。

 

 

ということで、実はここからがこの記事の本題なのですが、出生図と三重円が読めるようになったら、次は是非ともハーフサムを習得いただきたい。それは、プラスの構築型セッションができるようになるよ!というのはもちろんなのですが、もしかしたら、やっとプログレスとトランジットが学び終わって、三重円が読めるようになったのに、また新しい技法を学ばなくてはならないの!と困惑する方や若干お怒りを感じる方もいるかな...?でも、きっとこれを読めば、ハーフサム勉強してみようかな?と思ってくれる人が増えるかもしれないな?増えたらいいな?


...ということで、どうして、三重円に加えてハーフサムを学ぶことをオススメするのか、今日はその4つの理由を書いていきたいと思います。

 

理由その1:出生時間不明のクライアントにも十分なアドバイスができるようになる

出生時間不明のクライアントを占う場合、ネイタルの月が関わるものはほぼ読めません。プログレスも月プログレスは読めませんし、それ以外のものも、前後数ヶ月の誤差が出ることを加味して時期予測をしていく必要があります。そうすると残念ながら、時期的なアドバイスの切れ味はやっぱり弱くなってしまうのです。でも、そんな場合に、ハーフサムは大変よい仕事をしてくれます。
たとえば、ハーフサムには、木星♃と天王星♅の中間点を軸とする転機軸がありますが、この転機軸に冥王星♇トランジットが触れるタイミングは何か壮大なことが始まって人生に大きな転機をもたらします。大きな物事にチャレンジすれば成功できる確率が高いタイミングです。とても大切なタイミングなのですが、木星♃・天王星♅・冥王星♇と、どれも生まれ時間に大きな影響を受けない天体が作るもののため、出生時間不明の方にも安心してお伝えすることができるのです。

 

理由その2:恋愛占いの精度を高めるため

三重円における金星は、恋愛だけでなく、金運や人気運として現れる場合があり、金星プログレスやトランジット絡みで金星の良い兆しが出ていたとしても、それが確実に恋愛で活かせるとは限りません。しかし、ハーフサムを加えて読めばその悩みが解消できてしまいます。
ハーフサムにおける金星の意味にお金はなく、ほぼ恋愛絡み。三重円に加えてハーフサムも併用すれば、恋愛にベストなタイミングを絞り込むのが容易になるのです。例えば、金星プログレスのソフトアスペクトが出ているタイミングで、金星♀と冥王星♇の欲情軸に太陽プログレスが触れている...そんな時は恋愛に熱中して実りのある時期ということを、自信をもってお客様に伝えることができるというわけです。

 

 

理由その3:1日・1週間・1か月単位の運勢を占えるようになる

お客様の中には、今年の運勢のように1年単位で、ざっくりとどんな年なのかを知っておきたいというタイプの方と、今日の運勢、今週の運勢、長くても来月の運勢までで十分、その代わり細かく詳しく知りたいというタイプの方がいます。三重円でも、太陽トランジットや火星トランジットの動きを追うことで、日毎の運勢や週ごとの運勢を占うことはできるものの、タイミングによってはあまり星の動きに特徴がなく、伝えることがない、なんてことも。そんな時にハーフサムも加えて読むと、伝えることのバリエーションとボリュームを増やすことができます。

 

理由その4:人気商売の方へのビジネスアドバイスが充実する

ハーフサムって難しいイメージがあるかもしれないのですが...実は三重円の読み解きよりもずっと簡単に読めるようになります。無限に解釈が広がるアスペクトをもとに読み解く三重円に比べると、ハーフサムが示すものはずっとシンプル。ハーフサムで示される開運期は、期待できる結果とそれに対してどのような行動をとるべきかが、はっきりとしていて具体的です。
例えば、知名度を上げたいなら、水星☿と冥王星♇の中間点を軸とする有名軸に、木星トランジットや太陽プログレスが触れているタイミングで行動を起こすのが最適です。しかも木星トランジットが触れるタイミングは1年半に1回やってきますので、少しでもよい時期をお伝えしたい占い師にとって、非常に頼りになる星回りと言えるでしょう。そのほかにも人気運アップを狙える芸能軸、インフルエンサー的活躍に期待ができる活気軸など、人気や知名度を上げたい人におすすめのタイミングをいくつもご紹介できるのが、ハーフサムの特徴。サロンオーナーや講師、女性起業家やSNSを活躍の場とする方、ミュージシャンやアーティストなど、人気や知名度とビジネスが直結している方にアドバイスをする頻度の高い方には、習得必須と言えるのがハーフサムです。

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以上!ハーフサムを学ぶべき4つの理由。いかがでしたでしょうか。ハーフサムは計算が複雑なこともあって、鑑定現場で使いこなしている人が多くはないように見受けられるのですが、SMAS占星術スクールが提供するホロスコープアプリをお使いいただければ、複雑で面倒な計算を一切省略して鑑定に集中することができます。

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